2015.10.21

  • 人×技術

「ドローン飛行プログラムの活用方法」について登壇してきました

こんにちは。子供の頃は外で遊ぶのが大好きだったイシイです。去る2015/10/15(木)にGMO Yoursで開催された「IoT縛りの勉強会! IoTLT vol.8」にてライトニングトークをしてきました。

「IoT縛りの勉強会! IoTLT」とは

「IoT縛りの勉強会! IoTLT」は、リレーションズ株式会社の土屋さんと株式会社LIG菅原のびすけさん共同主催のIoT縛りの勉強会/LT会です。IoT領域には関連する幅広い知識や技術があり、またアイディアやインスピレーションも重要で、個々が持っている知識や開発していることの情報共有や発信の場にしようという目的で開催しているそうです。今回で第8回となり、過去最多150名以上が参加したようです。 先日、のびすけさんとドローンの勉強会を実施したことをキッカケに、今回登壇のお誘いをいただき、参加してきました。

登壇時のスライド資料

「ドローン飛行プログラムの活用方法」 from Kazuaki Ishii

スライドの流れ

5分間という短い時間でのライトニングトークでは、下記のような内容のお話をさせていただきました。

 ドローン飛行プログラムを開発したときにやってみたいと思っていたことは大きく分けて2つあって、「ドローンを使ったクリエイティブ映像の制作」と「その仕組を使った新しい体験機会の創出」です。前者についてはSESSIONの映像が作れたので、後者の体験機会の創出にこれからフォーカスしていきたいと思っています。
 子供を取り巻く環境は変化してきていて、国内ではプログラミング学習が習い事の上位にくるようになってきたり、海外ではプログラミングの必修化などで早い段階からIT教育が検討されていくような事例も出てきました。そういった背景もあり、プログラミングのオンライン学習サービスなども数多く出始めてきましたが、プログラミングに限らずですが、ただひたすら学習をしていくだけの勉強ではモチベーションが保てず、またクリエイティビティも磨かれません。学習のための学習、または勉強のための勉強、というようなとても楽しくないサイクルになってしまいます。
 そんな中、Tickleというサービスに着目してみました。Tickleでは、ただひたすらキーボードを叩いてコードの書き方のお作法を学ぶようなことはせず、「ビジュアルプログラミング+体験」という形でモチベーションを創出しています。具体的には、メソッドが記載されたブロックを並び替えて実行するだけで、現実世界のリアルの物体を操作する体験をさせています。IoT分野における良いところのひとつとして、こうしたリアルな体験と直結させやすいことが挙げられるのではないでしょうか。

 突然ですが、子供の頃、両手を広げて飛行機の真似をして飛び回っていたことはありませんでしょうか。「ブーーーン」っていうやつですね。僕はドローン飛行の仕組みを応用し、子供が両手を広げて飛び回ると、それと同じようにドローンが飛び回る、そんな体験を作りたいと思っています。

スライド内のデモ

スライド内のデモ動画では、IntelのEdisonを使って9軸センサーから取得した値に応じ、ドローンを左右に旋回させています。手元で傾けているのが、Edisonと9軸センサーです。まだ現状では左右旋回にしか対応できていませんが、これからセンサーの値に応じて色々な動きに対応させていく予定です。

ちなみに、ここで使用しているEdisonの活用方法については、Edison Labサイト内にあるMaker Faire TokyoのShowcaseの事例がとっても面白いです。

これから

これらの仕組みが出来上がった後、ゴーグルなのかペンダントなのかグローブなのかはわかりませんが、仕組みが組み込まれたデバイスを作り、身につけて現実世界を飛び回ることで、ドローンも一緒に動くような体験を創出してみたいと思っています。

IoT縛りの勉強会! IoTLT vol.8のイベントレポなど

当日のイベントレポートなどがいくつか挙がっていましたので、ここで紹介しておきます。

次回の「IoT縛りの勉強会! IoTLT vol.9」は、2015/11/19(木) 19:00 〜 22:00でグーグルさんの東京オフィスで行うようです。次回の登壇はしませんが、多種多様なお話が聞けると思いますので、興味がある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人 :
イシイ

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